こんにちは
国立旭通り整骨院の篠崎です。今回は前回に引き続き足関節捻挫です。
足関節捻挫のリハビリテーションは再発防止・二次的な機能障害を防止するため可動域制限の改善、足関節周囲の筋力強化、固有感覚受容器の改善が大切となります。
固有感覚というのは
筋肉や関節がどの位置にあるのか・どのくらい曲がっているのかなど目で確認しなくても身体でわかりますよね?
これは筋肉や関節にある特殊な受容器というものがあり、その受容器から位置、速度、筋力などの情報が送られてきます。
これを固有感覚と言います。
捻挫をし固定をすると固有感覚が部分的に機能低下をします。
また、靭帯に損傷を受けると神経‐筋のコントロールが低下すると言われています。
ようするにこのままでは再び捻挫をしやすいという事です。
では、どのようにトレーニングをすればいいのでしょうか。当院にある器具でトレーニングを行うとすると
・タオルギャザー:床にタオルを敷き、足の指だけでタオルを手繰り寄せる。これにより足裏の感覚を強化します。
・ボールキャッチ:足の指を使い柔らかい小さな玉やビー玉を掴む。こちらも足裏の感覚を強化します。
・バランスマット:不安定なマットの上に立ち、重心を患側にかけたり片足立ちをし、バランストレーニングを行う。
・バランスディスク:不安定なディスクの上に立ち、重心を患側にかけたり片足立ちをし、バランストレーニングを行う。
などを行います。
このようなトレーニングを行わないとバランス感覚が損なわれたままになるので再受傷が起きやすくなるんですね!
この他にも筋力トレーニング、競技特性の動きの改善、関節可動域の改善などをリハビリとして行います。
当院でもリハビリ、トレーニングの指導をさせて頂きますので捻挫でお困りの方はご連絡ください。