国立旭通り整骨院の篠崎です。
前回足のしびれの原因となるものをいくつかご紹介しましたが、今回は第2弾となります。
①外側大腿皮神経痛
足の付け根から膝上あたりの大腿外側部分のしびれや痛みが出てきます。
足の付け根から表面に出てくる大腿皮神経が何かしらの原因で圧迫されることにより症状が出てきます。
肥満、ベルトやコルセットの締めすぎ、きついズボンを履くなどがきっかけで症状が出現します。
②腓骨神経麻痺
膝の外側にある骨が出っ張った部分を腓骨頭といい、腓骨神経が通っています。
その部分が骨折によるギプス固定などの圧迫、足を組んで腓骨頭が当たっていた、横向きに寝ていて布団などが当たっていたなどにより下腿の外側から足の甲、第5趾以外の足趾にしびれが出てきます。
また、進行すると下垂足(足首や足趾が上げられない状態)になります。
腓骨頭部分を叩くとしびれが増強する場合は腓骨神経麻痺となります。
③足根管症候群
内くるぶし付近にある足根管というトンネルの中にある神経が圧迫され足裏にしびれが感じられます。
捻挫後やハイヒールをよく履く方、靴を強く締める方などにでやすいものです。
内くるぶしの下あたりを叩いてみてしびれが強くなる方は足根管症候群の可能性が高いです。
④モートン病
第3趾、4指の間にしびれ、痛みがみられます。(他の趾でもみられます)
灼熱痛と言い、特に強い痛みの時もあります。
2本の指にまたがって症状が出るという特徴があります。
原因としては足のアーチの低下(特に横アーチ)、合わない靴やハイヒール、長距離歩いたなどでしびれが出てきます。
整形外科的疾患以外には脳梗塞、糖尿病、閉塞性動脈硬化症などがあります。
しびれは放っておかずに必ず診察・検査を受けましょう!!